B2 重大ニュース履歴 - 15 マイクロソフト - 94 2019年の履歴
10 入門

97 Windows10バージョン1909が配信開始
年2回の大型アップデートのWindows10バージョン1909の配信が始まりました
2019年11月、Windows10バージョン1909の配信が始まりました。
年2回の大型アップデートですが、今回は、パフォーマンスの向上や品質の改善が中心の、小規模な機能更新になっています。
そのため、これまでの大型アップデートでは、ダウンロードと更新に数時間かかっていたものが、環境にもよりますが、数分から数十分程度で更新が完了します。
【1.Windowsの更新プログラムの種類】
Windows10の更新プログラムには、2種類があります。
・品質更新:毎月配信される、脆弱性の問題や、細かな不具合を修正するための更新プログラム
・機能更新:年2回実施される、新機能を追加する大型アップデートと呼ばれる更新プログラム
配信が始まったWindows10バージョン1909は、後者の大型アップデートと呼ばれる機能更新になります。
【2.今すぐインストールする方法】
毎月配信される品質更新の更新プログラムは、自動的に適用されますが、機能更新の更新プログラムは、自動配信されないので、すぐに適用したい場合には、WindowsUpdateから行います。
(1)Windowsの設定の画面を開く
①「スタート」をクリックして、②「設定(歯車のアイコン)」をクリックします。
(2)WindowsUpdateの画面に切り替え
Windowsの設定の画面が開いたら、③「更新とセキュリティ」をクリックして、WindowsUpdateの画面に切り替えます。
(3)今すぐダウンロードしてインストールする
WindowsUpdateの画面に切り替わったら、④「今すぐダウンロードしてインストールする」をクリックします。
もし、「今すぐダウンロードしてインストールする」が表示されていない場合には、「更新プログラムのチェック」のボタンをクリックして、更新プログラムをチェックします。
(4)再起動
⑤「今すぐ再起動する」をクリックして、再起動すれば、完了です。
【3.主な変更点】
Windows10バージョン1909には、大きな新機能の追加はありませんでしたが、機能を使い易くするためのいくつかの変更点があります。主な変更点を紹介します。
(1)スタートメニューにアイコンの説明が追加
スタートメニューにある、電源や設定など、アイコンのみでしたが、マウスを近づけると、アイコンの横に説明が表示されるようになりました。
(2)カレンダー表示からスケジュール登録ができるように
画面右下の日付をクリックすると、カレンダーが表示されますが、このカレンダー表示から、スケジュールが登録できるようになりました。